齋藤将吾 |社員インタビュー|株式会社三越伊勢丹 新卒採用情報

社員インタビュー INTERVIEW

齋藤将吾 SHOGO SAITO

伊勢丹メンズ館、靴のお買場を
世界一楽しいシューズテーマパークにする。

齋藤 将吾 SHOGO SAITO
紳士MD統括部 新宿紳士営業部

※組織、役割に関する記載は、2019年3月現在の情報です。

海外ブランドから熱い視線が注がれる、伊勢丹メンズ館という空間。

紳士靴の業界において、伊勢丹メンズ館は、常に注目される存在です。スタイリスト(販売員)が100名以上在籍、日本トップクラスの売上を誇る場所であり、海外ブランドが日本で最も力を注ぐ店舗の1つなのです。服飾の専門学校時代から百貨店のバイヤーに憧れていた私は、まず販売の現場を体験しようと三越伊勢丹を志望。地域限定正社員として入社した後は、伊勢丹メンズ館の1階のメンズアクセサリーのお買場に配属となり、鞄、財布などレザー商品担当のスタイリストに就任しました。

齋藤将吾

シューズのお買場(売場)に異動、専門的な知識を学ぶ。

革は繊維に比べ、長く使い続けるところに美学があります。知れば知るほど革製品の魅力に取り付かれ、人一倍商品知識の勉強に励みました。その後、紳士靴のお買場に異動。シューズは非常に複雑な生産工程がかかる製品で、そこには他の革製品とは全く違う世界が拡がっていました。お客さまからいただくご質問も、例えば「この靴はどこのタンナーですか?」「どこのファクトリーで作っていますか?」など専門的なことを尋ねられる機会も多く、それに即答できるよう日頃の勉強が欠かせません。この当時、心優しいお客さまに辛抱強く育てていただいたおかげで、私の「今」があるのだと思っています。

仕事終わりや週末を使い、ビジネススクールで経営を学ぶ。

私が担当する業務は、計数管理や新規事業のデューデリジェンスなど、実に幅広い分野に及んでいます。専門的な領域にも関与するので、当初は上長や同僚のサポートが欠かせませんでした。さらに学びが必要だと感じた私は一念発起し、プライベートでビジネススクールにも通うことを決意。平日の業務終了後や週末の時間を使い、理論的な知識を学んでいます。ありがたいのは、ビジネススクール入学という私の決断を、職場の方々がとても理解し、応援してくださっていることです。確かに仕事との両立は大変ではありますが、周りの後押しが自分の大きな励みになっています。学んだことを、しっかりと実務に活かしていきたい。そうした思いで日々を過ごしています。

総合職転換試験に合格。バイヤーに同行し、イタリア出張を経験。

入社5年目にリーダーとなり、6年目には総合職転換試験を受けて合格、キャリアの道を自ら拓いてきました。私の同期入社の総合職がより大きな仕事を任されていくのを見ていたので、総合職になった時は純粋に嬉しかったですね。リーダーになってからは店舗の売上や、売上と在庫のバランスなど計数の分析を任されるようになりました。この頃、バイヤーに同行してイタリアへの出張を経験。その際にバイヤーの膨大な知識、幅広い人脈、研ぎ澄まされた情報感度、何千万円という資金を動かす責任や決断力が必要であることを知り、単なる憧れでは務まらない仕事だと痛感。バイヤーに対する自分の想いを再確認するよい機会になりました。

念願のアシスタントバイヤーに昇格。

そして入社8年目にアシスタントバイヤーに昇格。現在は海外の様々なシューズブランドのお取組先から商品を仕入れたり、店頭での販売促進の仕掛けに取り組んだりしています。伊勢丹メンズ館の靴のお買場を、世界一楽しいシューズテーマパークにすることが私の目標です。

お買場のリモデルを経験。テーマは「ワクワクするお買場の創造」。

お買場のリモデルを経験。テーマは「ワクワクするお買場の創造」。 2018年9月には紳士靴のお買場のリモデルを実施しました。リモデルのテーマはお客さまにより良いサービスを提供するため、お買い物の環境面から変革すること。目玉はハイエンドのシューズのお買場の拡大と、よりパーソナルなおもてなしを実現する「オーダーサロン」の新設です。リモデルに当たっては事前にバイヤーやスタイリスト、デザイナーが毎週集まって意見を戦わせ、お買場の引き出しの数から細かく設定していきました。完成したお買場は想像以上のグレードで、来店者数もグンと伸びました。

店頭での体験価値の提供こそが、百貨店の強み。

アシスタントバイヤーになった今、百貨店の強みである店頭での体験価値をどのように提供できるかを常に念頭に置いています。伊勢丹メンズ館では週末、店頭に靴職人さんに来てもらい、ハイエンドコーナーでお客様専用の木型を作るイベントも実施しています。こうした仕掛けのアイデアは自分のスタイリスト時代にはない発想でした。今後はさらに活躍の幅を拡げるため、マネージャー昇格試験にも挑戦するつもりです。

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