石出 和輝|社員インタビュー|株式会社三越伊勢丹 新卒採用情報

社員インタビュー INTERVIEW

石出 和輝 KAZUKI ISHIDEI

初めて挑む、郊外型ショッピングセンターの出店。
前へ、進み続ける。

石出 和輝KAZUKI ISHIDE
取材時所属部署
出向(株)三越伊勢丹プロパティ・デザイン 商業施設事業部 店舗運営部
※組織、役割に関する記載は、2020年3月現在の情報です。

郊外型商業施設の展開という、三越伊勢丹の新たな挑戦。

三越伊勢丹の新たな成長の軸である、不動産事業。その中の一つとしてスタートしたのが、郊外への商業施設展開です。実は三越伊勢丹は、新宿の「アルタ」や名古屋の「ラシック」といった都市型商業施設の運営を通じて、テナント様ビジネスのノウハウを蓄積してきました。現在展開している郊外型ショッピングセンター(SC)は、その知見を活用しながら、各地域にSCを展開することも見据え、かつ少人数で運営する体制を確立することも大きなテーマのひとつでした。

赤井

従来のスタイルから脱却し、
あらゆるものを一から構築し直す。

都市型・大人数での運営スタイルがベースにある従来の百貨店スタイルから脱却し、あらゆるものを一から構築し直す。それは、私たちにとってまったく未知の挑戦です。当初の計画では、SCのコンセプトを『ちょっと上質』と位置付けてスタートしましたが、実際に開業してみると、想定とのギャップも見えてきました。地域の方々へのアンケートや通行量調査、対面インタビューなど地道なマーケティングを重ね、より日常的に、高頻度で使っていただくためのコンテンツを今よりも拡大していく途上にあります。

お客さまに対して真摯に向き合う。SC運営も、根本は変わらない。

商業施設事業は、すでに大手ディベロッパーが各地で大規模SCや駅ビルを展開しており、競合がひしめく業界の一つです。その中で我々は後発組であり、まだまだ他社を研究して参考にすべき点が大いにあるのは事実。しかし実際にSCを運営してみて感じるのは、お客さまに対して真摯に向き合う仕事であるという意味では百貨店と大きくは変わらない、ということです。お客さま、お取組先様の立場に立って考え、行動する姿勢は、百貨店である三越伊勢丹にとってDNAのようなもの。BtoCビジネスである限り、そのスキルはどんな場所でも力を発揮します。まだ満足いく結果が出たとは言えませんが、私たちが進み続けるその先には、必ず新たな地平が見えてくる。そんな確かな手応えを感じています。

教員を目指していたが、“人との深い関わり”に魅力を感じ三越伊勢丹へ。

大学は教育学部で、人が成長する過程にとても興味がありました。教員志望でしたが、人と深く関わり、喜びを分かち合える環境を求めて三越伊勢丹へ入社。もし教員になるとしても、社会人経験を積んだほうがよいと考えたことも理由の一つです。しかし伊勢丹新宿本店の婦人靴売場で販売やアシスタントマネージャー・アシスタントバイヤーを経験するうち、自身の成長を強く実感し、この会社・この仕事への想いが強くなっていきました。いま考えれば、上司や先輩、同期など、周りに恵まれたのだと思います。

中小型ショップを展開の部署で、出店計画立案に携わる。

その後、コスメ編集ショップ『イセタンミラー』や編集小型店の『エムアイプラザ』など、三越伊勢丹グループが展開する中小型ショップを企画する部署へ異動。ショップの出店計画を立案する出店政策担当として、全国の商業施設に対して出店交渉をする仕事に携わりました。商業施設を管理・運営する立場になったいま、当時の経験が非常に役に立っています。まだまだ不十分な部分は多いですが、テナント様視点での経験を活かし、テナント様に寄り添い、最大限力を発揮していただけるような施設にしていきたいと強く想います。

赤井 捺美 NATSUMI AKAI 02

予期せず様々な仕事を経験したことが、すべて今の仕事へと繋がっている。

決して自ら目指して歩んだキャリアではありませんでしたが、いま、商業施設事業をさらに成長させるという大役を任され、改めてこれまでの経験がすべて繋がってきていることを実感します。人の成長に携わりたいという当初の夢も、チームメンバーをまとめるリーダーとして、未知の領域にチャレンジするメンバーの成長を見守るという形で実現できています。

自分が想像もできなかったキャリアが拓ける。

私にとって三越伊勢丹で働く魅力は、自分がまったく予期しない成長の機会があることです。三越伊勢丹はいま、あらゆる意味で変化している最中にあります。さまざまな事業に挑戦しているので、社員個人には思いもしない成長の機会がもたらされる環境にあると言えるでしょう。一方、三越伊勢丹では自分の意志で機会を作り上げていくことも可能です。私に限らず、今の当社では「変化しないことへの危機感=変化をポジティブに捉える」や、「失敗を恐れずにチャレンジする」といった風土が健全に醸成されていると感じます。新しいことに挑める、役割を任されるからこそ、人は頑張れるもの。個人を尊重する三越伊勢丹の文化は、前に進もうとするすべての人を後押ししてくれるはずです。

俯瞰から事業を統括する仕事にも、挑戦していきたい。

いま、私はテナント様ビジネスのど真ん中で働いていますが、今後はもう少し俯瞰から事業を統括する立場となり、事業の生産性や効率向上に関わる仕事を手掛けてみたいと考えています。あるいは、またもやいまの自分には想像もしない仕事が待っているのかもしれません。それもまた、三越伊勢丹で働く醍醐味の一つとして、ポジティブに歩んでいきたいと思います。