橋田 幸征|社員インタビュー|株式会社三越伊勢丹 新卒採用情報

社員インタビュー INTERVIEW

橋田 幸征 KOSEI HASHIDA

百貨店の未来を切り拓いていく。
そのための先導役に、私はなりたい。

橋田 幸征KOSEI HASHIDA
取材時所属部署
特選MD統括部 新宿特選営業部
※組織、役割に関する記載は、2020年3月現在の情報です。

ラグジュアリーブランドが集結する、伊勢丹メンズ館のフロアマネージャーとして。

「世界ナンバーワンのメンズファッションストア」を目指す、伊勢丹新宿本店メンズ館。中でも3階「メンズデザイナーズ」、4階「メンズラグジュアリー」は、世界中から選りすぐられた一級品が集まるきらびやかなフロアです。そのフロアマネージャーとして私が担当するのは、「ディオール」「プラダ」「ジョルジオ・アルマーニ」等、計27ショップのラグジュアリーブランド。マネージャーとして200名を超える各ブランドのスタイリスト(販売員)の方々や、ブランドのご担当者とコミュニケーションをとりながら、「お客さま満足の最大化」という共通の目標に向かって日々様々な施策にチャレンジしています。

橋田

前例のないことでも、お客さまの満足に繋がるなら、躊躇なく行動する。

テーマに沿った各社スタイリストのコーディネートを、自社のWEBメディアにひとつの記事として掲載し、フロア全体でオケージョンのニーズを訴求する企画です。しかし、当初はこの企画に難色を示すブランドもいらっしゃいました。複数のブランドが同一の誌面に載るということで、ひとつひとつのブランドのアイデンティティが薄まってしまう、そうお考えになられたのです。この企画の実現が難しいことは、アシスタントフロアマネージャーである私自身が一番理解していました。それでもなんとかやりたいと思ったのは、各ブランド同士が連携し一体となることが、新しい化学反応を生んで高い価値に繋がるという確信が私にはあったからです。

たくさんの人を巻き込めば巻き込むほど、挑戦の価値は大きくなる。

企画の意義を説得し、まずはなんとか3ブランドで実施にこぎ着けました。そして、お客さまから予想以上の反響をいただいたのです。おかげで他のブランドにも関心を持っていただき、回を増すごとに参加ブランドが増加。さらにスタイリスト同士の情報交換も促進され、フロアにこれまで以上の一体感が生まれたのです。このことは、「伊勢丹メンズ」の強みと可能性を、再確認する経験となりました。

世界の一流ブランドは、すべてが上質であり、素晴らしい。

ファッションが好きだった私が、世界の一流ブランドに囲まれて日々仕事ができる。それはいまでも夢のようだと思います。入社以来ずっと伊勢丹メンズ館に籍を置き、数々のブランドの方々と接してきましたが、いまだに刺激を受けない日はありません。単に商品の素晴らしさだけではなく、デザイナーの哲学、生産の背景、働く方々の仕事への向きあい方など、背景にあるものすべてがその「ブランド」を形作っているのです。様々なブランドが持つ多様な価値観に触れながら、素晴らしい方々とともに仕事ができるのは、私にとって三越伊勢丹で働く上で魅力の一つであり、私が人間として成長する上での大きな源泉となってきたと思っています。

様々な課題に対し、ブランドの方々とともに向き合い、新たな価値を創出したい。

一方、百貨店やラグジュアリーブランドを取り巻く環境は、大きく変化しています。デジタル・ECサイトの利用増加、お客さまの年齢層やご嗜好の多様化、持続可能な社会に対する企業としての貢献など、対峙していくべき重要なテーマは数多くあります。そうした中で、私たち三越伊勢丹とお取組先さま、そしてお取組先さま同士が協働体制を組んで取り組んでいくことは、非常に意義があります。ともに力を尽くせば、きっとお客さまに対する価値はさらに大きくなるはずです。そうした一つひとつの努力の先に、百貨店の新たな未来があると私は信じています。

橋田 幸征 KOSEI HASHIDA 02

ファッションが好き。その想いを貫き、三越伊勢丹へ。

私が就職活動をしていた時代のことを思い出すと、当時から百貨店は決して上向きな業界とはいえませんでした。しかし、私は躊躇なく三越伊勢丹に飛び込みました。それは、私がファッションが好きで、その分野で最も影響力を持つ企業の一つである三越伊勢丹で自分の力を試していきたいと思ったからです。当時からずいぶんと時は流れましたが、三越伊勢丹は時代に合わせて様々な取り組みに挑戦し、いまも変わらず、数多くのお客さまの支持を得ています。

自分が心からやりたいことを、「自分ごと」としてやり通す。

採用面接の際、いまだに面接官に言われた言葉が頭に残っています。『君みたいな野心を持っている子がうちに入ってくれる。そのサイクルこそが、ナンバーワンの三越伊勢丹を作ってきたんだよ』。未来は自分でつくっていく。社会を外から傍観し、ただ身を委ねるのではなく、すべてを「自分ごと」として、自分の心のままに邁進していく。それが、先が見えない世の中を生きる上での正しい選択ではないかと思うのです。