“think good”の取り組み事例
SUSTAINABILITY
2024.11.29
不動産業での取り組み
#文化の継承と革新
三越製作所では、良いものを永く、そして100年後も使える品質を目指し、長年培ってきた独自の技術を活かして、官公庁や国会議事堂などの家具製作や修繕にも取り組んできました。
杉並区が進める「国指定史跡荻外荘(近衞文麿旧宅)復原・整備プロジェクト」では、(株)竹中工務店からの依頼を受け、実物が残っていない家具の推定復原に取り組みました。古写真を参考に、三越伊勢丹プロパティ・デザインの設計担当が図面を作成。専門家や職人の知見を活かしながら、文様や家具のサイズ感など当時の雰囲気を再現するために尽力したことで、歴史的な会議が行われた客間や応接間、食堂などを中心に、17アイテム36点の家具をお納めすることができました。
(株)竹中工務店のプロジェクトご担当者からは「復原プロジェクトの本質を理解し、設計担当者の強い情熱とつくり手の方々の高い製作技術を目の当たりにし、それを感じたことで安心して製作をお任せすることができました」とのお声をいただいています。
お問い合わせ先:株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン