トップメッセージ

グループの総力を結集し、大きな一歩を踏み出します

 

新型コロナウイルス感染症の影響長期化に加え、国際情勢にも緊張が続き、社会の先行きが見通せない状態が続いています。百貨店を中心とした当社グループを取り巻く環境も楽観視できる状況にはなく、強い危機感を持っています。

 

当社は昨年11月に2022年度からの三越伊勢丹グループの中期経営計画を発表し、新たなスタートをきりました。この中で長期に目指す姿を「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」と定めました。“特別な”の言葉には、お客さまお一人お一人のお困りごとを感動的に解決し、ご要望に革新的な提案でお応えする、世界へ常に発信し続けるナンバーワン、かつオンリーワンの百貨店グループを目指す、との想いを込めています。具体的には、高感度上質戦略等で百貨店を再生させ、三越伊勢丹グループとお客さまとのつながりを拡げ、連邦戦略において、カードやシステムをはじめとするグループ各社へと収益拡大を図ります。さらにその先に、新宿や日本橋エリアにおいて、憧れと共感の象徴となる「まちづくり」の実現、という大きなステップを目指していくというものです。  

 

2022年度はいよいよ中期経営計画の実行フェーズに移ります。まずはここから3年間で三越伊勢丹グループの総力を結集して百貨店事業を再生させ、2024年度には三越と伊勢丹が経営統合した後の最高益となる営業利益350億円の達成を目指します。そのために私たちは、百貨店を科学し、お客さまお一人お一人のご要望にお応えする「個」のマーケティングへのシフトを徹底的に進め、デジタルも活用したあらゆる手段でお客さまとつながり、三越伊勢丹グループのファンを増やしてまいります。

 

また、当社は事業活動を通じた環境問題への対応や社会課題の解決に向けて、サステナビリティへの取り組みを進めています。今年度は、個別の取り組みを超え、経営としてこれにどう取り組み、社会に何を提供していくかを明確化し、発信していきたいと考えています。

 

今後一刻も早くコロナ禍の状況が改善し、世界が平和な日常を取り戻すことを願うとともに、お客さま、株主の皆さまをはじめとしたステークホルダーの皆さまの豊かな未来と、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

三越伊勢丹グループの挑戦にどうぞご期待ください。

 

2022年4月

取締役 代表執行役社長 CEO

細谷 敏幸