SUSTAINABILITY
三越伊勢丹グループの存在意義(ミッション)が“こころ動かす、ひとの力で。”であるとおり、私たちが大切にしているものは“ひと”であり、私たちにとってグループ従業員一人一人の“ひとの力”こそが財産です。
この“ひとの力”を最大化し、私たちが目指す姿(ビジョン)を実現するためには、「安心して働くことのできる職場環境」の実現が不可欠であり、その実現のために、「適正な労働時間管理」と「ハラスメント・ゼロ」に重点的に取り組んでいます。
社内環境整備に向けた方針として、2023年6月に、会社とグループ労働組合が共同で宣言を発信しました。この労使共同宣言では、「適正な労働時間管理」と「ハラスメント・ゼロ」それぞれに関する具体的な行動指針を示しています。
また、労使共同宣言発信のほかにも、「適正な労働時間管理」の啓発ポスターの掲出や、全役員、全従業員を対象にしたeラーニング(全3回)の実施などにも取り組み、「安心して働くことのできる職場環境づくり」を目指しています。
役職員も含め全従業員の一人一人の意識改革や行動変容を促すために、eラーニングを実施しています。2023年度は当社グループオリジナルのeラーニング教材を開発し、以下のプログラムをグループの全役員・全従業員が受講しました。
開催時期 | テーマ |
---|---|
4月 | コンプライアンスを守るということ |
5月 | 健康リテラシー向上講座 |
6月 | ハラスメント・ゼロの実現のために① |
7月 | 情報セキュリティ教育 |
8月 | サプライチェーンマネジメント |
10月 | サステナビリティを学ぶ |
11月 | ハラスメント・ゼロの実現のために② |
2月 | DX教育 |
三越伊勢丹グループは、安全で質の高い商品・サービスを提供し、お客さまのご期待以上の満足にお応えし、「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」を目指しています。
一方で、当社グループの商品・サービスをご利用されるお客さまの一部には、「暴力」、「脅迫」、「誹謗中傷」、「不当要求」等のカスタマーハラスメントに該当する行為が見受けられます。これらの行為は、当社グループ従業員の人権及び、職場環境を害するものとして、組織で毅然と対応いたします。