SUSTAINABILITY
三越伊勢丹グループは2023年度、新たな企業理念を制定いたしました。企業理念におけるミッションとして「こころ動かす、ひとの力で。」を掲げ、次期中長期経営計画の実現に向けては「ひとの力の最大化」こそが人財戦略上の重要なテーマであると認識をしています。
その「ひとの力の最大化」に向けて2024年度より“グループにおける人財マネジメント方針”として「人と組織の基本的な考え方」を構築いたしました。
まずは、大前提として「こころ動かす“主役”は従業員一人ひとりの“個”の力であり、“変化の先の未来”に向けて、勇気を持って挑戦と努力をし続ける一人ひとりを上司と会社は“後押し”します。」とし、あわせて、従業員と会社・上司は互いに成長し、互いに高め合っていく関係性を明確にいたしました。
そして、その方針に沿って「個として目指す姿」「組織として目指す姿」「人財基盤として目指す姿」を掲げ、人財戦略の取り組みを進めてまいります。
「“個”を強く」
従業員へは一人一人の自律的な“行動意識”と“責任意識”を向上させ、進化と変革を期待するとともに、上司と会社は一人一人の“進化と変革への後押し”をし、“成長実感の場づくり”をしていきます。
「多様な個の組み合わせによる組織力向上(DE&I)」
進化と変化を進め、強くなった個(従業員)が一人一人の異なる“個”を尊重し、共創することを期待するとともに、上司・会社は強化された多様な“個”(“多様な事業人財”・個の持つ“知と経験の多様性”)を組み合わせることで創発・創造を推進していきます。
「健康経営」
多様性を推進し、イノベーションにより更なる価値を創出・創造するためにもその土台となる従業員自身が“個”の心身の健康を推進していくとともに、上司・会社は個の強化、組織の強化のために“こころが弾む企業風土”を醸成していきます。
“ひとの力の最大化”の全ての基盤は「対話」であり、当社グループの強みである「対話文化」を継続、進化させることでそれぞれの目指す姿の実現に向けて取り組んでまいります。