対談・インタビュー

SUSTAINABILITY

【インタビュー】品質を守り、価値を創る ― 私たちの品質管理の考え方

2026.04.15

顧客に対する責任

#適正表示の推進 / #社内体制の構築と推進 / #お取組先との連携

品質を守ることは、価値を創ること。

私たち百貨店の品質管理は、「守り」の機能ではありません。品質を守ることは、価値を創ること。すなわち、企業としての責任を果たし続けることそのものだと考えています。

当社グループは、輸入、物流、縫製、食品製造といった機能を自ら有しています。原材料の調達から製造、物流、店頭に至るまで、サプライチェーンを一気通貫で俯瞰できる体制は、単なる効率化のためではありません。各工程でのリスクを先読みし、未然に防ぎ、品質を高めるための基盤です。サプライチェーン全体を「点」ではなく「線」として捉えることで、商品そのものの価値に加え、安心・信頼という無形の価値を積み重ねています。

品質管理を取り巻く環境

いま、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。気候変動による原材料供給の不安定化、国際的な法規制の高度化、そしてAI・デジタル化社会の急速な進展。こうした変化に対し、品質管理も進化し続ける必要があります。データの一元管理、トレーサビリティの高度化、AIを活用した表示チェックやリスク予測など、テクノロジーは品質を高度化するための強力な手段です。私たちは、経験や勘に依存する管理から、データに裏付けられた「予測型品質管理」へと歩みを進めています。

最後に品質を守るのは、「ひとの力」

しかし、どれほど仕組みが進化しても、最後に品質を守るのは「ひとの力」です。商品を見たときに覚える小さな違和感、データの背景を読み解く洞察、そして「これをお客さまに自信を持ってお届けできるか」と自問する姿勢。その一つひとつが、百貨店品質を支えています。

私たちが大切にしているのは、「本質を磨き、一歩先を見据えるのが百貨店品質」という誇りです。なぜそれを守る必要があるのか、本質的な課題はどこにあるのかを問い続けること。その徹底こそが信頼を生み、企業価値の向上につながります。
 

時代の変化に柔軟に対応しながらも、本質は揺るがせない。

サプライチェーン全体を磨き上げ、品質を通じて新たな価値を創造すること。それが、私たちの考える品質管理であり、これからも果たし続けるべき責任です。

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