お知らせ
NEWS RELEASE
2017.10.25
サステナビリティ
このたび、三越伊勢丹ソレイユ(*)は、障害者雇用において特色ある優れた取り組みが評価され、10月17日(火)に東京都産業労働局が主催する障害者雇用エクセレントカンパニー賞表彰式にて東京都知事より表彰されました。
同賞は、障害者の能力開発や処遇改善を積極的に行う企業を表彰する東京都独自の制度で、今年度初めて創設されました。障害者が活躍できる職場環境整備の促進、障害者雇用に関する周知啓発を目的としています。初年度の今回は、「株式会社三越伊勢丹ソレイユ」他4社「アクサ生命保険株式会社」、「サノフィ株式会社」、「リゾートトラスト株式会社」、「リベラル株式会社」(50音順)が受賞しました。
三越伊勢丹ソレイユには、企業での就労は難しいといわれている重度の知的障害者約70人を中心に80人超の障害者が在籍し、知的障害者がもつ「手作業による単純反復作業に高い能力を発揮する」特性を生かして、百貨店販売における付帯業務(ギフト用のBOX・ラッピング袋・リボン作成、各種伝票のスタンプ押印、クレジット伝票仕分けなど、約100種)に従事しています。お買場(売場)のスタイリスト(販売員)が付帯業務から解放されることで、本来業務である接客を行う時間を創出して貢献し、当社グループの販売サービス向上の一翼を担っています。
このたびの受賞では、三越伊勢丹ソレイユ従業員のパフォーマンスの精度や勤労意欲も高く評価されました。三越伊勢丹ソレイユ 社長からは、「当社の障害をもった従業員が一生懸命働いているからこそいただけた賞。従業員のがんばりを評価していただけたことが何よりも嬉しいです。」と受賞の感想を述べました。
三越伊勢丹ソレイユはこれからも、障害者がもつ優れた能力を企業戦力として積極的に生かすことにより、障害のある方が社会参加や自己実現を達成しながら、当社グループ事業にさらに貢献できる会社として成長できるように取り組んでまいります。
【受賞企業のフォトセッション】
*㈱三越伊勢丹ソレイユ:障害者雇用率が1.93%から1.70%に低下したことをきっかけに、2004年9月に特例子会社、㈱伊勢丹ソレイユ(2011年、三越と伊勢丹の統合に伴い三越伊勢丹ソレイユに社名変更)として設立しました。(2017年6月現在、三越伊勢丹グループの障害者雇用率は2.28%です)