経営環境と対処すべき課題

INVESTOR RELATIONS

環境認識

当社グループを取り巻く環境は大きく変化しており、その速度も増しております。国内のマクロ経済全体感においては、人口の減少や高齢化の進行、経済成長の鈍化、小売市場の縮小など、不透明な状況が続き全体感は厳しさを増す見込みです。
一方で、世界の人口は長期的に増加していくものと予測されており、金融資産を保有する生活にゆとりのある顧客層についても世界的に拡大傾向にあります。また、東京都の人口も2040年のピークに向けて上昇を続けることが予想されており、拘り消費市場の拡大やナイトタイムエコノミーの拡大など、成長が見込まれる変化要素も多く、これらの機会を活かして中長期的な成長を目指してまいります。

グループを取り巻く環境の変化要素、リスク、機会の関係を表す図。人口動態の変化におけるリスクは、国内人口の減少 2008年をピークに減少 高齢化の進行 高齢化率は29%で世界トップ。人口動態の変化における機会は、都心部人口の拡大 東京都の人口は2040年のピークに向けて上昇 世界人口の増加 アジア圏の人口も引き続き増加。経済成長の変化におけるリスクは、経済成長の鈍化 1人当たり実質GDP成長率は鈍化 インフレ進行 物価上昇、円安によるコスト増。経済成長の変化における機会は、国内富裕層の増加 純金融資産1億円以上を保有する世帯数の増加 インフレ進行 消費・経済活動が活発化 インバウンド増加 訪日客数、消費額共に増加。小売市場の変化におけるリスクは、小売市場の縮小 人口減少により、国内小売市場は縮小 労働人口の減少 人手不足が更に深刻化。小売市場の変化における機会は、拘り消費市場の拡大 “高感度上質”なモノ・コトのニーズは拡大 ナイトタイムエコノミー拡大 国内はまだ発展段階、大都市のポテンシャル大。