トップメッセージ

OUR COMPANY

わたしたちは、“館業”から“個客業”への変革をめざします

三越伊勢丹グループは、長い歴史のなかで、常に「お客さま第一」を掲げ、それぞれの時代において社会や環境の変化を受け止めながらビジネスモデルを変革し続けてきました。
コロナ禍を経て時代が大きく変化する中で、私たちはあらためてその原点に立ち返り、長期に目指す姿(ビジョン)を「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」と定めました。

その考え方のもと、「個」のマーケティングでお一人お一人のご要望にしっかりと対応し、私たちのお客さま=「個客」として生涯お付き合いをしていくビジネスモデルへの変革を進めています。2024年度までの3か年計画ではそれを「百貨店の再生」と掲げて取り組んでまいりましたが、おかげ様で多くのお客さまが当社のファンとなって下さり、業績も当初の目標を大きく超える結果となっております。

そしていよいよ、2025年度から新たな中期経営計画がスタートいたします。
この計画では、国内のみならず世界中からお客さまにご来店いただき、「個客」としてつながったお客さまのご要望にお応えするため、百貨店の枠を超えた多様な価値をご提案する“個客業”へと進化していきます。さらにその先に、新宿や日本橋エリア等において、憧れと共感の象徴となる「まち化」の実現へつなげていきながら、当社グループの「個客業」としての歩みを進めてまいります。

また、当社は事業活動を通じた環境問題への対応や社会課題の解決に向けて、サステナビリティへの取り組みを進めています。常に経営としてこれにどう取り組み、社会に何を提供していくかを明確にし、発信していきたいと考えています。

これからも、お客さまや株主の皆さまをはじめとしたステークホルダーの皆さまの豊かな未来と、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

三越伊勢丹グループの挑戦にぜひご期待いただき、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

取締役 代表執行役社長 CEO

細谷 敏幸

2025年4月1日