三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ 福岡営業所では、卒業を控えた医療福祉専門学校「緑生館」さまの4年生を対象に「社会人としてのマナー研修」を実施しています。2012年からご好評いただき、2021年2月の開催で8回目となっています。

医療現場においても欠かせない「社会人マナー」の習得

医療現場においても患者さんとの信頼関係を築くために、社会人としてのマナーは不可欠です。ご依頼主の緑生館さまからは「学生から医療従事者として社会に出ていくにあたり、自覚と自信が持てる“学校からのエール”となるような内容」を希望されていました。

社会人の基礎知識から「三越伊勢丹のおもてなしの心」のエッセンスまで体得できる独自の研修

＜社会人の基礎的な知識・マナーから研修＞

ご要望を踏まえ、研修内容は大きく2つのポイントで構成致しました。

（1) 働く心構え：学生と社会人の違い・自覚・組織の一員としての具体的な行動について

（2)ビジネスマナー：第一印象の大切さ・身だしなみ・表情・立ち居振る舞い・挨拶・社会人としての言葉遣い

社会人として必要な基本（仕事を円滑に進めるために必要な知識、スキル、マインド）を無理なく習得できる内容となりました。

＜理由付けをすることで理解を深める＞

研修は、一方的な講義形式ではなく、ロールプレイングやペアワークを取り入れることで、体感しながら学ぶことが出来る実践的な内容です。また「なぜマナーが大切か」「なぜそうするのか」「相手がどんな気持ちになるか」を講義の途中で繰り返し考えていただくことで、行動の理由を考え、納得した上で取り組む、お手伝いをしました。

＜三越伊勢丹ならではの「おもてなしの心」＞

当日の受講者の事前リサーチを行い、研修を構成いたしましたが、当日の受講生の様子や反応を見ながら柔軟に対応し、受講生の気持ちに寄り添う内容となるよう、研修を実施しています。三越伊勢丹グループとしてノウハウを培ってきた三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズならではの「三越伊勢丹のおもてなしの心」のエッセンスをプラスしています。

学校から生徒への最後の贈り物

本研修は卒業直前の、最後の授業。緑生館さまからは「最後の授業が、笑顔であたたかな締めくくりとなってよかった」「普段生徒からは聞けなかった看護師を目指したきっかけや、なりたい看護師の姿などを実行宣言という形で聞くことができて安心した」とご好評をいただき、今年度の研修も引き続きご依頼をいただいています。実際に受講した生徒さまからは「すぐに活用できるものが多くあった」「身だしなみや言葉遣いの大切さがわかった」といった感想が寄せられています。これから社会人になる生徒さまにとって、学校からのエールとなっているのではないでしょうか。

コロナ禍で接客マナー、ビジネスマナーにおいて見直すべき点も多く発生しています。今回の研修でも、マスク姿での笑顔のつくり方や、物を手渡しせず、指し示しの手でのご案内など、コロナ禍の状況に合わせて内容を変更しています。今後もニューノーマルな社会人生活に役立つ研修ができるようアップデートしたご提案をしてまいります。

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