デザインの力で新たな商品価値を見出したい

2021.12.17

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(株)三越伊勢丹 ビジネスソリューション事業部 第一営業部 H. M

【経歴】1997年、旧三越法人外商部に中途入社。以来、デザイナーとして主に化粧品・飲料業界のセールスプロモーション商品の企画デザイン業務全般に携わる。現在、第一営業部シームレスユニットに所属。

 

_現在の主なお仕事内容を教えてください。

営業部が担当しているクライアントさまのセールスプロモーション商品に関する企画デザインを担当しております。加えて、営業部とデザイナーの橋渡し役として各デザイナーの案件管理などを行い、それぞれのデザイナーの力を最大限引き出せるよう努めています。

 

_仕事のおもしろさ、やりがいはどんなところですか?

入社前は、デザイン事務所でグラフィックデザインやコンテレーターのお仕事をしていました。当時はお客さまとお会いするということが殆ど無く制作に集中するのみでした。現在はヒヤリングの段階からお客さまと対面で打合せすることが多く、企画・プレゼン・お取組み先さまとのサンプル確認など、デザイン事務所では経験できなかった業務にも携わることができることが面白く、やりがいを感じています。案件に一貫して携わることで、ひとつひとつのお仕事に責任を持って向き合うことができています。その分、制作に没頭する時間が限られるので、デザインチームのメンバーで補い合っています。それぞれのスキルを生かし、「このデザインは○○さんが得意だからお願いしよう」等、コミュニケーションを密に取りながら日々お仕事をしています。

 

_コミュニケーションで大切にしていることはありますか?

リモートワークが主流になってからは、電話やチャットを使ってチームメンバーとこまめに連絡を取り合うことを意識しています。メンバーの動向が気になるときは即電話をしたり、リモート会議で顔を合わせて困ったことが無いか確認したり。直接会えるときは仕事の話ではなくても雑談や近況報告をして心の距離ができないよう努めているつもりです。デザインチームの暗黙の了解として、制作中は集中が途切れないように、急なミーティング招集などは控えるよう気を付けています。また自分が事務所にいるときは制作作業よりもメンバーや営業部の方との会話を優先することに決めています。集中したい作業があるときはリモートワークを活用し、メリハリをつけています。

 

_今後新たに挑戦したいことはありますか?

今までにない、新しいプレゼン方法を模索しています。近頃、リモート会議でお客さまにプレゼンテーションをする機会が増えました。会議はデジタルなのに、結局カメラの前で紙の制作物を写したり、商品のサンプルを配送したりしているのではもしかして古いのでは?と思い、プレゼンシートを3Dで表現したり、商品の使い方を動画で説明したりといった新しい表現方法に挑戦できないかと考えています。部内のプロジェクトで動画を制作する機会があったのですが、今は簡単に制作できるツールも揃っていますし、それらを実際のプレゼンテーションにも活用したいなと。日々勉強ですね!

デザインに関しては、企画デザインの幅を広げていきたいです。0から1を発明することだけではなく、既に完成されているものにプラスのデザインをすることにも価値があると思っています。本当だったら捨てられてしまうもの、古いと思われているものにプラスのデザインやアレンジをしてあげることで商品に付加価値が生まれれば、サステナビリティにも繋がっていくのではないでしょうか。そういった新しいことにも、これからどんどん挑戦していきたいですね。

 

 

※組織、役割に関する記載は、2021年12月現在の情報です。

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