対談・インタビュー
SUSTAINABILITY
2026.09.16
自律的なキャリア形成
#社内体制の構築と推進 / #人財の育成 / #自律的に学ぶ機会
三越伊勢丹グループでは、社員一人ひとりの成長を支える取り組みの一つとして、グループ内短期留学研修を行っています。自部門とは異なる現場で学ぶことで、新たな視点を得るだけでなく、今後のキャリアや業務への向き合い方を見つめ直すきっかけにもなっています。今回は、実際に研修へ参加した2名の声を通じて、その学びと変化を紹介します。
— グループ内短期留学に参加した理由を教えてください。
私は将来的に業務改革に携わりたいという思いから、グループ内短期留学制度に参加しました。企業の持続的な成長には、業務の効率化を進め、本来注力すべき仕事に集中できる環境づくりが重要だと考えていたためです。そこで、業務改革を推進する店舗運営部で実際の取り組みを学び、自身のキャリアの可能性を広げるとともに、業務改革に必要な視点や考え方を学びたいと考えました。
— 研修ではどのような学びがありましたか。
参加前は、業務改革というと目の前の課題を改善する仕事というイメージを持っていました。しかし実際には、用度管理や業務マニュアル整備、決済関連、市民開発など幅広い分野で業務効率化や仕組みづくりに取り組み、会社全体の生産性向上を支えていることを知りました。また、風通しの良い職場環境の中で、年次や役割を問わず意見やアイデアを出し合いながらより良い仕組みを生み出している姿が印象的でした。特に、「目の前の課題解決」だけではなく、「会社全体にとって何が最適か」を考える視点の重要性を学べたことは大きな収穫でした。
— 研修後、ご自身の考え方や行動に変化はありましたか。
研修を通じて、業務改革の第一歩は課題を可視化することだと学びました。感覚的に「大変」と捉えていた業務も、見える化することで課題が明確になり、改善策を考えやすくなります。研修後は、お取組先への依頼事項一覧や社内業務窓口一覧を作成するなど、無駄な時間を削減し、業務を効率化する取り組みを実践しています。また、業務を個別最適ではなく全体最適の視点で捉えることを意識するようになりました。
— 今後のキャリアについて教えてください。
今年度から希望していた部署に異動し、会社の将来に関わる施策の実行や課題改善に携わっています。今後は、現場で培った顧客視点と課題解決力を活かしながら、業務改革や仕組みづくりを通じて企業価値向上に貢献していきたいです。今回の留学は、自身のキャリアの方向性を見つめ直す貴重な機会となりました。将来的には、働く人がより活躍できる環境づくりを支える業務改革に挑戦していきたいと考えています。
— グループ内短期留学に参加した理由を教えてください。
私は、他部署について体系的に学び、新たな視点や知見を得られる貴重な機会として、グループ内短期留学制度に積極的に参加しています。今回は、以前から関心を持っていた人事領域への理解を深めたいと考え、グループ人事部キャリア推進部での留学に参加しました。日頃から後輩育成や知見共有に関心があり、「従業員一人ひとりがより活躍できる環境をどうつくるのか」を学びたいと思ったことが参加のきっかけです。
— 研修ではどのような学びがありましたか。
グループ人事部全体の組織や業務について理解を深めることができただけでなく、各担当が連携しながら、当社グループの強みである「人の力」を最大化していることを実感しました。また、人事部は目の前の課題解決だけではなく、中長期的な視点で組織や企業の未来を見据えながら制度や仕組みづくりを行う役割を担っていることを学び、視野が大きく広がりました。採用活動の現場サポートや学生との交流、グループワーク、CHROへの発表など、実践的なプログラムを通じて自社への理解も一層深まりました。
— 研修後、ご自身の考え方や行動に変化はありましたか。
最も大きな気づきは、「企業は人でつくられる」ということです。これまでも人財の重要性は認識していましたが、研修を通じて、一人ひとりの強みを活かしながら組織全体の成果につなげることの大切さを改めて実感しました。現在は、チームメンバーの強みに意識的に目を向け、それぞれがより力を発揮できるよう働きかけることを心掛けています。また、自身の業務が「個客業」としてどのような価値を生み出しているのかを振り返る機会も増えました。
— 今後のキャリアについて教えてください。
まずは集客イベントの企画などを通じて、顧客理解や市場理解を深め、周囲を巻き込む力を高めていきたいと考えています。そのうえで、将来的には「個客業」への転換を支える制度や環境づくりに携わりたいと思っています。そして、「企業は人でつくられる」という視点を大切にしながら、従業員一人ひとりが成長し活躍できる組織づくりに貢献し、グループの持続的な成長を支えていきたいと考えています。