対談・インタビュー
SUSTAINABILITY
2025.11.27
サプライチェーン・マネジメント
#サプライチェーン・マネジメント / #お取組先との連携
(株)三越伊勢丹 第1MDグループ
新宿食品・レストラン商品部
他階催事(サロン・デュ・ショコラ)
バイヤー 田嶋 紘一郎
※所属は2025年11月時点のものです。
チョコレートは近年、サステナビリティの観点からも世界的に注目されています。品質の追求はもちろん、児童労働や強制労働といった社会課題への対応も、私たちバイヤーにとって重要な責任です。サロン・デュ・ショコラのバイヤーとして、国内外の多くのお取組先と直接対話を重ね、信頼関係を築きながら、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。近年はカカオの高騰や原料調達の難しさなど、業界全体が大きな変化に直面しています。生産現場に目を向けることで、現地のものづくりの素晴らしさや、作り手の想いに触れる機会が増えています。こうした経験を通じて、単なる価格や効率だけでなく、持続可能性や社会的責任を意識した調達活動がますます重要になっていると感じています。
また、フランスをはじめとする海外のお取組先では、脱プラスチックなど環境配慮の取り組みも進んでいます。容器や包装の素材選びなど、サステナビリティへの意識が高まる中で、当社グループもお取組先と連携し、より良い選択を模索しています。
私がバイヤーとして大切にしているのは、誠実なコミュニケーションです。商談の際は、メリットだけでなくリスクや課題も丁寧に伝え、お互いに納得できる持続可能な取引を心掛けています。サロン・デュ・ショコラのような大規模なイベントでも、売上や話題性だけでなく、物流や原料調達、廃棄リスクなど、サプライチェーン全体を見据えた責任ある運営を心掛けています。
今後は、DX(デジタル化)など新しい技術も活用しながら、無理なく持続可能なサプライチェーンの構築を目指していきたいと考えています。三越伊勢丹グループは「個客業」を大切にしていますが、真の個客業の実現にはサプライチェーン・マネジメントの強化が不可欠です。より多くの社内外の理解者とともに、長期的な視点で企業価値の向上と社会への貢献を目指していきます。
詳しい情報はこちら https://www.imhds.co.jp/corporate/sustainability/society/scm.html