株主通信 第13期 中間期

新型コロナウイルス感染拡大を受けて

安心、安全に関わる取り組み

当社グループでは、お客さまや従業員の安心・安全を第一に考え、サーモグラフィーの導入、検温・マスクの着用、定期的な消毒等、「安心・安全」にかか わる取り組みを徹底いたしております。夏のクリアランスセールにつきましては、一斉にスタートする形を取りやめ、フロアやブランドごとに順次スタートすることで、店内の密を避けた取り組みを推進いたしました。

安心、安全に関わる取り組み

安心、安全に関わる取り組み

チャリティプロジェクト「みんなでマスク」の実施

三越伊勢丹がつなぎ役となり、さまざまなブランドの皆さま、縫製業者の皆さまをネットワークでつなぎ、マスクを生産。必要とされているお客さまに販売し、生まれた収益はすべて医療関係支援の寄付に充てるチャリティプロジェクトを実施いたしました。45社のブランドの皆さまをはじめ、さまざまなお取組先の皆さまが、「この状況で力になりたい」と快くご賛同、ご協力いただき、マスクを生産・販売いたしました。今回のチャリティの利益金3,112,727円を日本赤十字社 に寄付させていただきました。
今後、「楽しく健やかに暮らせる、社会や世界や未来をつくっていきたい。」という想いを込めて、「ファッションでソリューションをする」を合言葉に「#みんなでつくる」というシリーズ化を実施してまいります。

チャリティプロジェクト「みんなでマスク」の実施

チャリティプロジェクト「みんなでマスク」の実施

マイバッグのあるライフスタイルへ

プラスチック製買物袋だけではなく、紙製買物袋も含めた使用量削減のため、「マイバッグはお持ちでいらっしゃいますか?」のお声がけを強化し、「マイバッグの利用と持ち歩き」がスタンダードなライフスタイルとなることを、お客さまと共に目指しています。
お客さまのマイバッグご持参への浸透が進み、2020年7月~9月のプラスチック製買物袋ご辞退によるCO₂削減量は352CO₂t(杉の木約25,000本のCO₂吸収量に相当)につながりました。
(環境省「3R行動見える化ツール」林野庁「杉の木換算」に基づいて計算) 

マイバッグのあるライフスタイルへ

マイバッグのあるライフスタイルへ

ガバナンス

より一層のガバナンスの高度化を図るために、当社は2020年6月に指名委員会等設置会社に移行いたしました。この機関設計変更により「執行」と「監督」の役割を明確に分離し、取締役会の役割をグループの大局的な方向付けと業務執行に対する監督・モニタリングに特化することで、取締役会の監督機能強化を図っております。
取締役会における審議の活性化のために、数日前に開催する社外取締役の事前説明会において、起案部門から十分な説明を行っております。また、社外取締役を含む非業務執行役員全員による意見交換会の開催や、取締役全員による経営課題のディスカッション機会を複数回設けるなど、実効性の向上に取り組んでおります。

コーポレート・ガバナンス