株主通信 第13期 中間期
三越伊勢丹グループの経営計画の状況
新型コロナウイルス感染症による大きな環境の変化を踏まえ、3ヶ年計画(2019年度~2021年度)は一旦、見直すこととしました。今後は、将来を見据えた長期計画を明確化の上、今まで進めてきた取り組みは一部修正の上継続し、将来を見据えた新たな取り組みを追加してまいります。
その中で、主要な取り組みである小売ビジネスモデル改革は、新しい店舗モデルの確立に向けて進めてまいりました。新型コロナウイルス感染症拡大により一部後ろ倒しとなったリモデル等の取り組みもありますが、基幹店大規模リモデルを通じた商品カテゴリーバランスの修正や店舗運営モデルの見直しを実施し、売上の大きい商品カテゴリー面積を拡大するバランスの是正や、販売業務フローの見直し等により、要員効率化を図ることができました。
また、オンラインでも店舗と同じ体験ができる「シームレス化」、どこでも・いつでも商品がご購入いただけるECへの取り組みは強化し、6月には新しい統合サイトやアプリをリリースいたしました。新アプリによりお客さま一人一人を認識し、One to Oneサービスによりお客さまとのコミュニケーションの強化を図ってまいります。加えて、コロナ禍においてEC事業にも力を入れ、化粧品オンライン事業や食品を中心とした定期宅配事業等、ニーズに合わせた取り組みも進めております。
なお、10年後に目指す姿、および新3ヶ年計画はあらためて発表させていただきます。