CSR・社会貢献

CSR活動の推進

2011年までにグループ中期計画で取り組んできた重点3分野の考え方を、大きく変えることはないものの、企業統合に前後して策定され、組織の改変をはじめとして、事業会社の統合の2010年度を経るまで、当初計画の進捗は、すべて見込みどおりであったわけではありません。今後の新3カ年計画においては、国際化の影響をうけ、変化する社会のなかで、2010年に発行されたISO26000(組織統治、環境、人権、労働慣行、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画及び発展)の中核課題を新たに位置付けています。

3つの重点分野

企業が存続していくためには、CSR活動を日々実践し社会に貢献することで、お客さま、従業員、株主、お取組先、地域社会などのすべてのステークホルダーと信頼関係を築き上げていくことが不可欠です。
三越伊勢丹グループでは、ステークホルダーから私たちが何を求められているのかという視点から、第三者による客観的な現状分析、そして私たちの意志と価値観の表れである企業理念に照らしながら、めざすべき姿を定め、そのために今、何をすべきなのかという課題を抽出しました。そのなかでも、最優先で取り組んでいく課題として、2008年に下記の3つの重点分野を設定しました。

環境改善 地球温暖化への対応と環境保全活動品質・安全性 お客さまとの信頼関係の基本となる安全・安心への取り組み雇用・人材 働きやすい職場づくりと人材の活用

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CSR戦略策定のプロセス

1.これまでの三越・伊勢丹のCSR活動
三越・伊勢丹では、これまでの企業理念の実践を通してステークホルダーとの信頼関係を築くことがCSR活動であるという考えのもとに取り組んできました。統合を機に、両社が推進してきたCSRの考え方や実際の取り組みを確認しました。
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2.これまでの取り組みに対する客観的な評価
経済誌や株式格付機関のCSR評価により、今までの活動を振り返りました。本業を通じたチャリティや、雇用・人材への取り組みが評価される一方、環境改善の取り組みはさらなる活動の推進が期待されています。
また、従業員アンケートでは、従業員のCSRへの関心は高いものの、自社のCSR活動が十分に意識されていないこともわかりました。
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3.3つの重点分野を設定
これまでの活動に対する社内外の評価から導き出した課題とともに、CSRをめぐる社会の動きや制度・法律などの外部環境の変化を踏まえ、「環境改善」、「品質・安全性」、「雇用・人材」を取り組むべき重点分野としました。
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4.ISO26000の位置付け

2011年までにグループ中期計画で取り組んできた重点3分野の考え方は、 大きく変えず、2010年に発行されたCSRのガイダンスであるISO26000(組織統治、環境、人権、労働慣行、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画及び発展)の7つの課題を取り組みの主要課題に位置付けています。

組織統治 人権 労働慣行 消費者課題
公正な事業慣行 環境 コミュニティへの参画及び発展  
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5.社会課題の解決をめざす小売業グループの実現に向けて

生活や価値観に大きな影響を与えた東日本大震災以降、企業行動も変化し、本業におけるCSR活動が、今まで以上に重要になってきています。これからのあるべき姿を描き、百貨店ならではの本業を通じたCSRの実践を行い、よりステークホルダーに向きあって、様々な社会課題の解決をめざし、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

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