CSR・社会貢献

ダイバーシティ/雇用の多様性

三越伊勢丹グループでは、グループ人事ビジョン「三越伊勢丹グループで働く従業員が、持てる力を最大限に引出し、伸ばしていける体制づくり」の実現に向け、性別や雇用形態に関わらず、すべての従業員が活躍できる基盤の構築を進め、多様な人財が能力を発揮する環境づくりに取り組んでいます。

ダイバーシティの取り組み

●経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」に選出

ダイバーシティ経営企業100選

三越伊勢丹は、経済産業省による「平成27年度 ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。
「ダイバーシティ経営企業100選」は、ダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業を選定・表彰する制度です。三越伊勢丹が推進している「契約社員の正社員転換などを通じた女性の活躍の場の拡大」や、「知的障がい者の能力を活かした業務の切り出しによる効率化の実現」などが評価され、選出されました。

「ダイバーシティ経営」とは、多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営のこと

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●日本生産性本部「女性活躍パワーアップ大賞」優秀賞受賞

公益財団法人日本生産性本部が主催する「女性活躍パワーアップ大賞」は、女性活躍に向けた優れた取り組みを表彰・周知することで、女性活躍推進および組織の生産性向上につなげることを目的に設けられました。2016年2月、三越伊勢丹は、公平な登用・昇格機会やキャリア面談実施で、社員転換や昇格試験にチャレンジする女性が増加したことが評価され、百貨店では初となる「女性活躍パワーアップ大賞」優秀賞を受賞しました。

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●厚生労働省 女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定企業に認定

厚生労働省 女性活躍推進法に基づく「えるぼし」

平成28年4月1日に全面施行された女性活躍推進法では、一般事業主行動計画の策定及び策定した旨の届出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業について、厚生労働大臣の認定を受けることができる制度が創設されています。女性の職業生活における活躍の状況に関する実績に係る基準を基に(1)採用、(2)継続就業、(3)労働時間等の働き方、(4)管理職比率、(5)多様なキャリアコース、以上5つの基準の評価により3段階の認定を受けることができます。
三越伊勢丹グループは「三越伊勢丹グループで働く従業員が持てる力を最大限に引き出し、伸ばしていける体制づくりを行う」ことをグループ人事ビジョンに掲げ、「従業員一人ひとりが個人として尊重され、三越伊勢丹グループで働くことに夢と誇りを感じている状態」の実現に向け、「多様な人財の活躍推進」「子育てサポート」「人財育成」など、様々な取り組みを行っています。
こうした取り組みの中、2016年10月26日付で、厚生労働大臣の認定を受けました。この制度は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づいて届け出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する取り組み状況などが優良な企業が認定されるもので、三越伊勢丹は3段階中2段階目の認定を取得しました。

女性の活躍推進

三越伊勢丹グループは、「お客さま一人ひとりにとっての生涯にわたるマイデパートメントストアになる」ことをグループビジョンに掲げ、お客さまに対する深い感動の提供をめざしています。そのために何よりも大切なことは、お客さまとの接点であるスタイリスト(販売員)をはじめとする従業員(男女問わず)が、やりがいを持ちモチベーション高く働ける環境づくりです。

三越伊勢丹においては、全従業員に占める女性比率が70%、お客さまも女性が中心であることから、女性のさらなる活躍が企業の成長につながると捉え、次のように事業主行動計画を定め、積極的な登用・転換の拡大や、ワーク・ライフ・バランスの取り組みを進めています。

女性活躍推進法に基づく「事業主行動計画」

女性活躍推進法に基づく「事業主行動計画」

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●三越伊勢丹における女性の登用・配置状況(2017年4月現在)
指標 女性比率 女性の人数
従業員構成 社員 53% 2,823人
全従業員(契約社員含む) 72% 8,549人
管理職構成 23% 591人
(うち執行役員4人)
管理職昇格者構成 36% 28人
(全昇格者数79人)
管理職の主要
ラインポスト構成
セールスマネージャー 23% 54人
バイヤー 23% 49人
●メイト社員(領域・勤務地限定社員)の無期雇用化

メイト社員は約9割が女性で、百貨店の店頭販売という大きな役割を担っています。お客さまにより上質なサービスを提供することを目指し、店頭のスタイリストの働く環境のさらなる改善のため、2016年4月以降、メイト社員を入社初年度より無期雇用としました。安心して長く働ける環境を整えることにより、おもてなしの心と高い販売知識で、お客さまのご期待に感動レベルで応えることができる人財の育成を進めていきます。

お買場の付帯業務を担う三越伊勢丹ソレイユ

百貨店店頭での接客には、多くの付帯業務が発生します。ギフト用ラッピングの袋づくりや箱の組み立て、リボンシール貼り、伝票へのショップスタンプの押印など多岐にわたる付帯業務は、スタイリスト(販売員)が接客に専念する時間を圧迫してきました。

そこで、手作業による単純反復作業に高度な能力を発揮する知的障がい者が主体となって、これらの業務を担う特例子会社(株)伊勢丹ソレイユ※1を2004年に設立しました。13年目を迎えた現在、企業就労は難しいと言われている重度知的障がい者約70人を中心に、80人を超える障がい者が在籍※2しています。ソレイユはスタイリストの接客時間拡大に大きく寄与し、販売サービス向上の一翼を担う重要な戦力へと成長しています。

※1
同社は三越と伊勢丹の統合に伴い、2011年3月に三越伊勢丹ソレイユとなりました。
※2
2017年6月1日現在の三越伊勢丹グループの障がい者雇用率は2.28%です。
  • ソレイユでの付帯業務ソレイユでの付帯業務
  • お買場のリクエスト通りにつくられたリボンお買場のリクエスト通りにつくられたリボン
TOPICS

ASEAN政府間人権委員会(AICHR)で
三越伊勢丹ソレイユ社長が講演

2015年12月2日、タイのバンコクでASEAN政府間人権委員会主催の「障害者の人権及び尊厳確保を促進する」セミナーが開催され、三越伊勢丹ソレイユの取り組みについて同社社長の四王天(しおうでん)が講演しました。

講演で従業員が働く様子を映像で紹介しながら、創造的業務は健常者、手作業反復業務は障がい者と、得意分野ごとにワークシェアリングすることで、百貨店の業務全体を改善できることを強調。「障がい者のことを『異なる能力を持つ人=異能超人』と呼んでいきたい」とのメッセージで講演を結びました。 その後の質疑応答では、ASEAN各国の参加者100人以上の中から、就業時間や収入、採用活動など、自国の状況に照らし合わせた具体的な質問が活発に出されました。

  • 講演風景講演風景
  • 講演風景講演風景
  • 講演中の四王天社長講演中の四王天社長
  • 参加者との会話参加者との会話
Voice
四王天 正邦 さん
  • 三越伊勢丹ソレイユ
  • 代表取締役社長
  • 四王天 正邦 さん

義務感からの障がい者雇用ではなく、彼らの能力を活用し、業務特性によって最適人材を配置するワークシェアリングを実現すること。このコンセプトが障がい者雇用や企業利益を向上させ、お客さま満足の最大化に結びつきます。この取り組みにより、店頭の付帯業務は軽減され、その時間を「販売サービス」に充てることができます。また、三越伊勢丹ソレイユで働く障がいをもった社員たちも、本業に貢献する一員として、労働の喜びや社会人としての誇りを感じています。
障がいのある人を企業人として育てる環境を整え、そこで働く人たちが喜びを感じ、その成長が事業に貢献できる仕組みを構築すること。これは、企業を取り巻くすべてのステークホルダーに利益と幸福感をもたらす取り組みだと考えています。

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