CSR・社会貢献

環境マネジメント

環境マネジメント体制

三越伊勢丹グループは、2010年の三越と伊勢丹の経営統合を機に、グループ全体の環境活動をマネジメントできる体制づくりを進めてきました。環境対策推進の軸となる「三越伊勢丹グループ環境委員会」には、グループ各店舗はもちろんのこと国内関係会社、海外店舗の統括部門、関連スタッフ部門の環境責任者が参集し、グループ環境対策の方向性、施策についての議論や情報共有のための会議体として機能しています。また、外部講師をお招きしての勉強会や経営トップの講話なども開催しており、メンバーが視野を広げ、学び、気付きを得る場にもなっています。
環境マネジメントシステムは、三越が認証取得していたISO14001と、伊勢丹が採用していたBSC(Balanced Score Card)のそれぞれのメリットを融合させた独自のマネジメント手法を用い、PDCAサイクルを回しています。
2017年度は、「三越伊勢丹グループ環境中期計画(2015-2017)」の最終年度にあたるため、各数値目標・業務目標の達成に努めると同時に、「2020年にめざす姿」の達成に向けた次の3ヶ年のステップを定める「三越伊勢丹グループ環境中期計画(2018-2020)」の策定に取り組みます。
また、パリ協定での政府の国際公約や日本百貨店協会が宣言した2030年長期目標などに鑑み、革新的な「2030年をターゲット年度とした長期目標」の策定にもチャレンジするとともに、グループを挙げて長いスパンでの環境対策推進を図ってまいります。

<三越伊勢丹グループ環境委員会の役割>
三越伊勢丹グループの環境経営にかかわる重要事項に関して調査研究および検討し、経営に答申する。
三越伊勢丹グループ環境方針を踏まえたグループ全体の環境対策の方向性、施策の内容や進捗レベルを合わせていく。
従業員全員の環境意識を高め、本業である百貨店業務を中心にして、地球温暖化防止や環境負荷軽減に向けた着実な成果行動を実現する。

三越伊勢丹グループ環境中期計画(2015-2017)」

三越伊勢丹グループが環境対策で2020年にめざす姿

「三越伊勢丹グループ環境中期計画(2015-2017)」(実行宣言)

  1. 経営トップから従業員一人ひとりに至るまで、環境配慮を着実に実践し、コンプライアンスとグループとしての施策・アクションの実現を図ります。
    • 環境に関する高い問題意識と行動する強い意欲をもち、職場のみならず家庭や地域社会においても環境配慮を実践します。
    • 従業員が知っておくべき環境知識をまとめた標準的な教育ツールを導入し、コンプライアンスと求められる成果行動を周知します。
    • 全社運動(節電、クールビズ・ウォームビズ、環境月間等)の取り組みを継続・拡大し、全員参加で積極的に推進します。
  2. 百貨店ならではのタイムリーな情報提供と環境コミュニケーションに努めます。
    • CSRと一体となった環境対策(被災地支援など社会的課題の解決と環境配慮の両立等)を推進します。
    • 地域イベントなどへの参画を通じて地域社会とのコミュニケーションを活発にし、地域の環境問題の解決に寄与します。
    • チャリティキャンペーンや環境イベントを開催し、お客さまをはじめとするステークホルダーとのインタラクティブ(双方向)な情報交流を図ります。
  3. 生物多様性保全、自然との共生の大切さを理解し、その実現に貢献します。
    • 森林保全・回復活動への参画、および支援を推進します。
    • 都市緑化(屋上緑化、ビオトープ化、壁面緑化等)を推進します。
    • 事業活動全般にわたり、生物多様性の保全(絶滅危惧種の保護、種の保存等)に配慮します。
  4. MD分野における環境配慮を推進します。
    • 環境やエシカルへのお客さまの高い関心に対応し、「ファッション+α」の当たり前の価値として積極的に取り入れます。
    • 百貨店の本業である「ものを売ること」を通じて、社会的課題の解決、環境配慮が実現するよう全社で推進します。
    • 店頭部門における「スマートラッピング」、包装材の使用抑制を推進します。
    • 「三越マイバッグ」「伊勢丹・ショッピングバッグ」(エコバッグ)の提案・普及促進に努めます。
  5. お取組先など川上を含めたサプライチェーン全体での環境配慮の取り組みを推進します。
    • サプライチェーン全体の効率化を推進します。モーダルシフト、ASN-SCM検品など対象となる各分野において社内外の関連部門が連携して推進します。
    • 百貨店統一ハンガー・循環ハンガー、通い箱等の普及・拡大に取り組みます。
  6. お客さまに安心してご利用いただけるよう建物、設備、店舗環境等の環境配慮を推進します。
    • LED照明の更なる導入や、熱源の更新など設備・機器の省エネ・高効率化をスピーディーに推進します。
    • 新しい環境技術の研究を促進し、積極的に採用します。(スマートシティ構想、氷蓄熱、蓄電技術等)
    • 建物・設備の環境性能・安全性を高めます。また、既存の建物を含めて外部機関の認証(CASBEE、LEED等)取得にチャレンジします。
    • PCB、アスベスト、フロンなどへの対応を確実に実施してまいります。
  7. 省エネルギーの取り組み
    • グループのエネルギー消費量原単位(使用量/(延床面積×営業時間))について、2010年度を基準年度として、以下のように削減します。
      <2016年度実績 ▲16.8%>
      2017年度(中期計画終了年度)▲18% ⇒ 2020年度(最終年度)▲20%
    • エネルギーの集計範囲について、海外店舗や国内関係会社等を含めグループの事業活動範囲と合致するよう拡大に取り組みます。
    • シンガポールなど海外店舗でのESCO導入を推進し、省エネ性能を高めます。
    • サマータイムなど朝型のワークスタイルや時間外勤務の削減など働き方の工夫にチャレンジします。
  8. 廃棄物・3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組み
    • グループの廃棄物リサイクル率(廃棄物リサイクル量/廃棄物発生総量)について、以下の数値を実現します。
      <2016年度実績 73.3%>
      2017年度(中期計画終了年度)73% ⇒ 2020年度(最終年度)75%
    • 古着・玩具等の不要となった資源を店頭で回収し、有効に活用する資源循環の取り組みを積極的に推進します。
    • 食品をはじめとした廃棄ロスの削減と連動した廃棄物の削減を推進します。

以上

●環境委員会 組織図
三越伊勢丹グループ環境委員会

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