CSR・社会貢献

重点領域② 被災地支援

東日本大震災の発生から5年を経た今もなお、被災地では多くの課題を抱えています。三越伊勢丹グループは、被災地が本当の意味で復興を遂げるためには、一過性ではない継続的な支援を行うとともに、震災の悲劇を風化させることのないよう、被災地における活動を全国に発信し続けることが大切だと考えています。
こうした考えのもと、被災地の方々や、支援活動を続ける団体などとの連携を大切にしながら、様々な取り組みを続けています。

いのちを守る森の防潮堤づくり

当グループは、継続的な東北復興支援として「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」へ参画しています。このプロジェクトは、東日本大震災の大津波によって被害を受けた海岸沿いの南北300㎞にわたり、土地本来の広葉樹を植えて「いのちを守る森の防潮堤」を築いていくものです。

2015年度の植樹は5月30日に宮城県岩沼市で開催され、当グループからは当社会長の石塚、社長の大西をはじめ、当グループで働く優秀スタイリストである「エバーグリーン」55人、仙台店勤務の有志など総勢85人が参加しました。植樹は、まず苗木を水につけ、地面に植え、周囲を藁で覆い、縄をかけて固定させます。1本ずつこの手順を踏み、当グループで約700本、参加者全員で約50,000本を植樹しました。この苗木は20年後には約20メートルの高さに生長し、立派な緑の森の防潮堤になります。参加者は、この苗がいずれ災害から命を守る森となることを願いながら、メッセージを記入した木札を苗木に結び付けました。

参加したメンバーからは、「ボランティアに参加したことで、震災のいたみと復興への責任感を感じました」「現地に行き、自然の恐ろしさを実感しました。大きく育つことを願って気持ちを込めて植樹させていただきました」「未来の子どもたちのために立派な森になってほしいと思いました」など、植樹を通じて自然の大切さを改めて実感した様々な声が寄せられました。

今後も被災地復興に向けた社会貢献活動に継続して取り組んでまいります。

  • 当グループから総勢85人が参加当グループから総勢85人が参加
  • 苗木を1本ずつ植え、藁で覆って保護苗木を1本ずつ植え、藁で覆って保護

“どんぐりバッヂ”チャリティキャンペーン

南三陸町での“どんぐりバッヂ”製作南三陸町での“どんぐりバッヂ”製作

東日本大震災からの復興を支援する取り組みの一つとして、2014年から毎年3月に、「“どんぐりバッヂ”東日本復興支援チャリティキャンペーン」を実施しています。

このキャンペーンでは、復興へと向かうシンボルマーク「どんぐり」をデザインしたオリジナルバッヂをチャリティ販売しています。バッヂは、宮城県南三陸町で塩害などの津波被害にあった杉の木を使用し、すべて地元の人々の手によって加工されています。

2016年は全国の当グループ各店舗で、それぞれ地元のモチーフを取り入れた28種類の“どんぐりバッヂ”を販売。ご来店のお客さまにご購入いただき、販売数54,025個の利益分である7,725,700円を「公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」へ寄付しました。この寄付金は「災害からいのちを守る森の防潮堤」をつくる活動に役立てられます。

「公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」は、2016年7月から「公益財団法人 鎮守の森のプロジェクト」に名称が変更されました。
  • チャリティキャンペーンリーフレットチャリティキャンペーンリーフレット
  • キャンペーンブース(伊勢丹新宿本店)キャンペーンブース(伊勢丹新宿本店)
  • キャンペーンブース(伊勢丹新宿本店)キャンペーンブース(伊勢丹新宿本店)
  • キャンペーンブース(三越日本橋本店)キャンペーンブース(三越日本橋本店)
  • キャンペーンブース(三越銀座店)キャンペーンブース(三越銀座店)

三越日本橋本店「江戸桜祭り」 “さくらバッジ”チャリティキャンペーン

“さくらバッジ”チャリティキャンペーン“さくらバッジ”チャリティキャンペーン

三越日本橋本店では、2016年3月16日から4月5日まで、日本橋「さくらWEEKS」と連動した全館企画「江戸桜祭り」にちなんで、被災地への桜の植樹を目的としたチャリティキャンペーン「~皆さまも一輪の“さくら”に~」をテーマに“さくらバッジ”のチャリティ販売を実施しました。

皆さまからご協力いただきました“さくらバッジ”のチャリティ金は390,870円となり、被災地支援に取り組む認定特定非営利活動法人「桜ライン311」へ寄付しました。 この寄付金は、被災した岩手県陸前高田市内の津波到達ラインに桜を植樹する活動に役立てられます。

Voice
岡本翔馬 さん
  • 認定特定非営利活動法人「桜ライン311」
  • 代表理事 岡本 翔馬 さん

皆さまにいただいた寄付は、「桜ライン311」の活動趣旨である「東日本大震災の津波到達点に桜の植樹を行い、後世に震災の記憶と訓戒を伝えていくこと」に大切に活用させていただきます。お陰さまをもちまして、今年もまた無事に春の植樹会を終えることができました。震災から5年が経ち、桜の植樹本数も1,021本となりました。

桜の樹が、その地に根付くのと同じように、私たちの活動もしっかりこの地に根付かせ、震災を忘れることなく後世に伝える桜ラインとなるよう、これからもスタッフ一同精進してまいります。

  • 陸前高田市の桜の植樹風景
  • 陸前高田市の桜の植樹風景

陸前高田市の桜の植樹風景

  • 棚とロープが張られ大切に育てられる桜
  • 棚とロープが張られ大切に育てられる桜

棚とロープが張られ大切に育てられる桜

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